ニュースまとめ
2025 睡眠白書 ー 日本人の睡眠を大調査! ー
- 日本人の睡眠実態を調査した「nishikawa睡眠白書 2025」では、10~20代を中心とした「ソーシャルジェットラグ(社会的時差ボケ)」の深刻化が確認された
- 高校生では2時間ものズレが確認され、学年が上がるにつれてリスクが増大する傾向にある
- 厚生労働省の推奨睡眠時間と実態の比較では、小〜高校生の8割以上が平日に適正な睡眠時間を確保できておらず、休日でも高い割合で睡眠不足が続いています。
学校のこと、どう思う? | トピックス調査 | 博報堂教育財団こども研究所
- 博報堂教育財団こども研究所が2025年9月に全国の小学4年生から中学3年生の男女1200人を対象に行った調査によると、約8割の子どもが現在通っている学校を「好き」と感じている。
- 一方で、全体の約半数は「朝、学校に行きたくないと思うことがある」と答えており、特に「月曜日」にその気持ちが強くなる傾向がみられる。
- 学校への好意度には、小学生と中学生で差があり、小学生の「好き」計が83.3%であるのに対し、中学生は73.8%と10ポイントほど低い。
- 学校を「好き」か「きらい」かを分ける主な要因は、勉強の難易度や設備ではなく、クラスや友人、先生、先輩・後輩との関係性であることが明らかになった。
学校基本統計速報値にみる教育政策の課題 ―学校統廃合・特別支援教育・高校教育・女子教育の再考を―|日本総研
- 日本総合研究所によると、令和7年度学校基本統計速報値が示す最大の特徴は、小中学校で過去最少の在学者数となり、学校の統廃合が加速していることである。
- 特別支援学校の生徒数は過去最多を更新し続けており、障害のある子どもは本来インクルーシブ教育の原則に則り通常学級で学ぶことが推奨されているにもかかわらず、分離が進んでいるという。
- 高校教育の現場では通信制高校への在籍者が急増し、約10人に1人が通信制高校という状況も明らかになった。その背景には不登校やいじめ、精神的疾患などによる学習環境の多様化の必要性がある。
- 通信制高校在籍者のうち女子が男子を上回るようになっており、2025年には女子が過半数を占めるに至った。女子の不登校やメンタルヘルス問題の深刻化が背景にあるとされるにもかかわらず、国は男女別の不登校数を把握していないという課題がある。加えて、自殺者数においても女子中高生の増加が顕著であり、制度的な支援と女子教育推進の議論が急務だと述べている。
保育所等関連状況取りまとめ(令和7年4月1日)|こども家庭庁
- こども家庭庁によると、4月1日現在、全国の保育所等の利用定員は303万人となっており、前年比で1.5万人減少している。
- 保育所等を実際に利用している児童数は268万人で、こちらも前年比2.7万人減少。
- 待機児童数は2,254人となり、前年から313人減少。
- 待機児童を抱える市区町村は前年より6市区町村少ない211となり、待機児童数が100人を超える市区町村は全国で1市のみ。定員充足率は88.4%で、これも前年比0.4%減少している。
授業のノートはスマホ撮影、先生はAI?学生の半数以上が学習にAIを活用 〜オンライン調査で浮かび上がるZ世代の新しい学習スタイル〜 | GMO NIKKO株式会社
- Z世代の新しい学習スタイルが、GMO NIKKO株式会社によるオンライン自主調査で明らかとなった。調査対象は16~20歳の高校生・大学生986人で、2025年7月31日から8月1日にかけて実施された。
- 学生の半数以上が学習にAIを活用しており、特に大学生の61.8%、高校生の54.7%が「普段の勉強にAIを活用している」と回答。
- 大学生の半数が授業の板書をスマホで撮影し、3割以上がその写真を友達に共有していることがわかった。
- 高校生・大学生ともに半数以上がYouTubeを学習に活用しており、さらに女子高校生を中心にTikTokやInstagramのショート動画を学習に活用する動きも拡大している。